kikuの四苦Hack

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ラズパイにWiFi経由でssh接続

ラズパイにディスプレイ、キーボード、マウスを接続しておくのも面倒なので、sshでログイン(WiFi経由で)できるようにしておきます。相変わらず先人の知恵をお借りします。

ちなみに自宅の環境はこんな感じです。
共用ルータ <---有線---> AirMac Express <---WiFi---> Mac mini & ラズパイ

ちょっとわかりにくいですが、(部屋の外/手の届かないところに)マンションの共用ルータがあり、そこから部屋に来ているLANポートにAirMac Expressを有線でつなぎ、そこからWiFiを飛ばしていろんなデバイスを接続している、という感じです。

インターネット無料物件なので文句は言えないのですが、グローバル固定IPを取得するには月額費用(しかも結構高い)が必要になるらしく、グローバルIPは動的なまま設定していますのでご留意ください。(ローカルIPは変わらないから家の中のからラズパイに接続する限り大丈夫じゃないかと思っていますが、ネットワークは詳しくないので自信なし)

まずはAirMac ExpressIPアドレスMac miniから調べます。

[上のページからの引用]
リンゴマーク→システム環境設定→ネットワークの順でネットワークの接続設定を開く→WiFi接続済みになっているのを確認し、詳細を開く→詳細画面のTCP/IPをクリックし、サブネットマスクルーターIPアドレスを確認しメモしておく。

次にラズパイ側で次のコマンドを叩きます。

sudo route -n

この結果を見て、GatewayIPアドレスMac miniで確認したAirMac ExpressのIPが同一であることを確認します。普通はIFACEがwlan0の行です。
次にラズパイのネットワーク設定ファイルを編集します。

sudo vim /etc/dhcpcd.conf

次の内容を追記して保存します。

# 使用するIFACEを指定
interface wlan0

# 割りあてたい固定(ローカル)IPアドレス
inform 172.254.99.XX

#ルーターのローカルIPアドレスを指定
static routers=172.254.99.YY
static domain_name_servers=172.254.99.YY

これで設定はOK(参照先のページではDHCPから固定IP割り当てなどをしていたが、うちのAirMac Expressはブリッジモードでしかネットに繋げないのでそもそも設定ができず、またとりあえずこれでラズパイにssh接続できたのでOKとしました。二重NAT問題ってやつでしょうか。ネットワーク難しい><)

Mac miniのターミナルからssh接続してみます。

ssh pi@172.254.99.XX

パスワードを入力してログインできれば成功です。これで配線は電源コードだけにできます。

やったね。